以前に記事にしていた「オジサンの話」の続報です。
その後、リリースされた SpellForce: Conquest of Eo(以降 Eo)は期待通りのすばらしいゲームでした!やってくれたねオジサン😘
詳細は上記のレビューを参照頂くとして…
これは「ある意味では」、本当に Age of Wonders 4(以降 AoW4)を凌駕したと言っても良いかもしれません。開発に投じられている予算や規模が全然違うので、あまり比べるのもどうかとは思いますが… Eo には AoW4 には無い「良さ」があるのは間違いありません。
ここでのポイントは、AoW4 が対人戦のマルチプレイをサポートしている点になります。マルチの場合、あまり突拍子もないバフを許してしまうとゲームが成立しなくなる為、どうしてもバランスを優先する必要がでてきます。Eoのようなシングルプレイオンリーのゲームならば、こういった事を考慮する必要が無いので、バフの山盛りみたいな事も許容できるのです。
イーグルアイ、インナーアイ、ボウマングリフ、戦士の館で+8され、エルヴンレンジャーの射程範囲が13に到達!初期配置から敵を狙える🤪この馬鹿盛りが楽しいww #SpellForceCoEo pic.twitter.com/3GUAqD9uh5
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2024年10月12日
通常のチャージが1Hexあたり+3に対して、このヘビーチャージは倍の+6。つまり10Hex移動してから攻撃すると攻撃力が+60となる破格の固有スキル! #SpellForceCoEo pic.twitter.com/w8EvdgUS36
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2023年3月25日
こういった背景から AoW4 はバランス重視の優等生であり、ビジュアルやシステムは素晴らしいのですが、ユニットの強化についてはスキル名称や付与のされ方をすげ替えただけで、その中身はあまり代わり映えのしない無難な能力に落ち着いている印象があります。これに対して、 Eo には考えたアイデアをすべて詰め込んで「俺の考えた最強の~」みたいな面白強化ができるという魅力があるのです。
良いソウルが来たぞぉ!こいつで何を作ってやるか…ライフドレインを付与できるから、やぱ近接肉弾系だよなぁ、フフフ…夢は広がる😊 #SpellForceCoEo pic.twitter.com/QOGLBWknaD
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2023年4月15日
マナの発生地生成の、原初の木立にオールファイアまで追加する部屋拡張。自然は錬金術と相性が良い、と言うより、自然使うなら錬金術にしろ、と言わんばかりの性能。
— Barracuda (@kiri032) 2023年4月19日
複数かけると維持マナが重たくなるバフ魔法や、召喚魔法もガンガン使っていける。とんでもないね。#SpellForceCoEO pic.twitter.com/HWob5sh5WM
バフの付与にしても、一般的なゲームなら同じバフを2回使っても効果が無いような場面でも、しっかり2倍の効果になったりと、尖った能力をユニットに与える事ができるというのが、このゲームの大きな魅力になっていると感じます。
例えば一回の攻撃で毒、出血、炎上を与えるストーンゴーレムが作れたりとか、自分好みの設計で特性をユニットに付与できる。組み合わせ次第でコンボ技みたいなのも編み出せるので、これだけでもかなり楽しいです。 #SpellForceCoEo pic.twitter.com/osORYnq8Nu
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2023年2月22日
悪の権化みたいなホーンテッドアーマーが「聖なる武器」一発で一瞬にして対アンデッド最終兵器みたいになるの面白いわぁ😊 #SpellForceCoEo pic.twitter.com/ia1n6wSRFQ
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2023年4月16日
「夢」を使って通常ユニットに装備スロットを追加。生命吸収に先制攻撃。ここまでくると流石に強いw #SpellForceCoEo pic.twitter.com/W5lB4sNP41
— MiyabiSFG雅✨ (@fantasy_miyabi) 2025年3月16日
そんな独自の魅力をもつ Eo ですが、これまで日本語がサポートされていなかった為、強くオススメまではできないという状態でした…しかし、御安心ください!日本語化Modを作りました!
当初は機械翻訳に毛が生えた程度で良いかと思っていたのですが、後から有志の方が複数参加してくださり、人によるチェックと手直しを経て自信をもってお勧めできる高品質なものができあがりました!
まさか自分がゲームの翻訳に本格的に手を出すとは思っていませんでしたが…何よりも私自身がこのゲームをちゃんとした日本語で遊びたいという気持ちに突き動かされました。ゲーム自体の魅力がそれだけ大きかったという事ですね。ファンタジーターン制ゲーム好きの皆さん!これは是非とも遊んでみてください!